知っていますか?「多摩市都市農業振興プラン」
平成31年度から10ヶ年の間の計画である「多摩市都市農業振興プラン」。
多摩市の農業に関する施策は、この計画をもとに行われています。
このプランが策定されてから早5年。
農業をめぐる外部環境や、消費者のニーズも変化してきています。
今回の「多摩市都市農業振興市民フォーラム」は、プランの中間見直しの一環として開催されました。市民や市内農家の声を生かして、計画をよりよくしようとする取り組みです。
意見がたくさん♪自分たちの声を届けよう
朝9時。フォーラム開始時刻までまだ時間がありますが、市役所職員が会場で準備をしていました。
「このフォーラムでは、多摩市都市農業振興プランの中間見直しに伴い、広く市民の皆さんの都市農業に対するご意見を頂戴する場になることを期待しています。
検討会メンバー及び事務局も含めざっくばらんに意見交換ができる会になればと思っています。」
集まったのは市民や市内農家の方々。農業委員やプラン見直しに関わっている方々ももちろん出席していました。
まずプランの概要説明やここまでの施策の取り組みや中間見直しの進捗、都市農業について、東京都・多摩市の農業に関する取り組みなどが説明されたあと、参加者の方々がめいめいの意見を述べました。
多摩市の農業全体に関わる話題も多く出ました。
「多摩市の農業の強みをもっと生かしていくべきだ」といった意見や、「多摩市は栽培品目が多く、庭先直売、JAなどの直売所、市場出荷など販路も様々。とても多様性がある」といった指摘もありました。
市内農家からは「農地が住宅地の中にあるので、住民の方ともっと関わっていきたいと思う」という声も。
農地の周りが住宅に囲まれていて消費者にとても近い都市農家ならではの想いですね。
大きなホワイドボードがどんどん埋まっていきます。
普段、「多摩市産の野菜はおいしいなあ」と食べてばかりのあぐりあぐりスタッフ。
多摩市の農業の未来を真剣に考えるみなさんの姿にとても刺激を受けた一日でした!
(M.H.)