農業公園を作ろう!サツマイモの植え付けとジャガイモの芽かき編

多摩市連光寺の「農業公園を作ろう」プロジェクト。

少し前になりますが、今回は、5月に行われた体験イベントのレポートです!

この日は、午前と午後、それぞれの市民グループで体験イベントを行いました。

午前は、秋の収穫に向けてのサツマイモの植え付けを。

午後は、4月に植えたジャガイモの芽かきや土寄せを行いました。

目次

サツマイモの植え付け

サツマイモの植え付けは、多摩市の農家である伊藤忠男さんがお話しをしてくれることに。

伊藤さん:サツマイモの植え付けは、ジャガイモとは違い、種芋を直接植えません。

植え付けるのは、芋の付いていないサツマイモの苗です。苗からツルが伸び、サツマイモが地中にできるんですよ。

畑をみんなで耕して畝を作った後、伊藤さんが苗の植え付けをやってみせてくれました。

人, 屋外, 草, グループ が含まれている画像

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伊藤さんのやり方を見ながら市民の方々も挑戦です!

お子さんと一緒に↓

屋外, 人, 草, 子供 が含まれている画像

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ご夫婦で仲良く植え付け↓

屋外, 草, 座る, 横たわる が含まれている画像 自動的に生成された説明

今回は、学生さんの団体も参加しました。

学生さんたちには、市民サポーターとともに試験エリアの畑も手伝っていただきました。

あっという間に、畝ができ、植え付けが完了しました。やはり若い!パワーが違いますね!

雑草があった畑も、みんなが一生懸命に作業した結果、ほんの1時間30分程度で見違えるようなサツマイモ畑になりました。

作業後はとてもきれいですが、これから夏を迎えるとやがて雑草が生え、サツマイモのツルがどんどん伸びて、緑いっぱいのすごい光景になることが予想されます。

次回は、ツルが伸びてきたころに、ツル返しという作業をしていく予定です。

ネギの植え付け

サツマイモの植え付けだけでは物足りないかもしれないということで、伊藤さんのご厚意でネギの苗をいただき、畑に植え付けることになりました。

伊藤さんお手製の苗を植え付ける道具。長年の農作業の経験からこの形になったとか。参加者のみなさんも興味津々でした。

ジャガイモの芽かき、土寄せ

午後からは3月にジャガイモを植えた市民の方々が集まり、ジャガイモの芽かきと土寄せを行いました。

3月に引き続き多摩市農家の増田実生さんが説明・指導を行います。

増田さんから、ジャガイモの芽かきを行うと、芽にいくはずの栄養が根の方へ、つまり芋に栄養がいくことを聞き、作業開始です。

ただ、芽かきの作業よりも大変なのは・・

ジャガイモの周りの雑草取り!伸びています!

雑草取りを終え、ようやくジャガイモの土寄せ作業に入ります。

草, 屋外, ガーデン, 男 が含まれている画像

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土寄せ作業は、大きくなったジャガイモが土から出てしまわないように行います。

土から出てしまうとジャガイモの色が緑になってしまうからです。(変色を防ぐ以外にも、土に空気や栄養を入れる効果があります)。

作業後のジャガイモ畑。きれいになってきました。

次回の収穫が楽しみです。

タマネギの収穫

今回の農作業体験は、どちらも収穫がある内容ではありませんでしたので、参加していただいた皆さんには、去年の10月から市民サポーターと私たち(畑会)が栽培していたタマネギの収穫を体験してもらい、お土産にしてもらいました。

個人的には、このタマネギには思い入れがありましたというもの、ちょうど一年前に作ったタマネギは、肥料不足により、ピンポン玉ぐらいのものしかできず、残念ながら、参加者に配ることができませんでした。

しかし今年は、無事にソフトボールぐらいの立派なタマネギができ、参加者の皆さんに収穫してもらうことができたのです!

以上が、この日のイベントの内容でした。盛りだくさんでレポートが長くなりました!

農家の方々、多摩市職員、市民サポーター、体験イベントの参加の市民の方、皆さんそれぞれが真剣に取り組んで農業公園が少しずつ出来てきています。

(畑会 山田)

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