畑は夏から秋へ
多摩市の農家さんの畑も、夏野菜から秋の野菜へ。 この時期にしか食べられない旬の野菜がいっぱいです。
今回、愛宕児童館主催で落花生の収穫イベントが行われるということで、あぐりあぐりスタッフがおじゃましてきました。
訪れたのは和田地区の石阪裕之さんの畑。
住宅地の中に、落花生畑がありました!
こちらにはアスパラガス、ネギ、ナスが栽培されています。
こちらには里芋が。収穫が楽しみですね。
落花生の出来はどうでしょうか?!
児童館の子どもたちが到着する前に、何株か掘って準備します。
落花生は実が地中にが広がっているので、広く掘る必要がありとても大変!
石阪さんが手際よく掘り進めていきます。
掘れました!落花生です!
「おおまさり」という品種で、粒が大きく甘くて美味しいのが特徴です。
実がやわらかいので「ゆで落花生」に最適!この場でゆでて食べたい…!
愛宕児童館の天野館長もお手伝い。子どもたちの笑顔のために汗を流していました。
子どもたちが畑に着きました
さあ、子どもたちが到着です。
始めに石阪さんから落花生についての説明がありました。
「落花生は「落ちた花から生まれる」と書きますね。花が咲いた後、花の茎のもと(子房柄と言うそうです)が地面に向かって伸びはじめ、地中にもぐっていきます。そして地中で実がつくられるのですね」
花は地上にあるのに、なぜ地中に実がなるのか不思議でしたが、石阪さんの説明で疑問が解けました。
参加者のみなさんからも「へぇ~」「ほぉ~」という感心の声が上がります。
いよいよ掘ります!
さあ、落花生掘りの始まりです!
親御さんと天野館長に手伝ってもらいながらがんばっています!
見て!いっぱい掘れたよー!
お母さんと一緒によいしょ、よいしょ!
分からないことも石阪さんが丁寧に説明してくれるので安心して掘れますね。
根から落花生を外す作業も体験!
掘った後は実を取る作業です。たくさん取れるかな?
お盆にいっぱいの落花生。
みなさんそれぞれ、たくさん収穫できました。
参加者の中にはリピーターも。
「(昨年食べた落花生が)本当に美味しくて、この日を待っていました!」
子どもたちの笑顔で頑張れる
石阪さんの畑にも、野生の動物が来ており、農作物が被害にあっているそうです。
落花生畑にはネットを張って対策しているとのことでした。
取り残した実があると動物が寄ってくるので残さないことが大事ですね、と石阪さん。
鳥獣被害や異常気象などで、作物を育てることはとても大変ですが「子どもたちの笑顔を見ると頑張れるよね」と言われたときの石阪さんの笑顔がとても印象的でした。
石阪さんの生落花生は、今年は以下の直売所で販売されました。
(情報は掲載当時のもの。天候や都合により商品・販売場所等は変更されることがあります。)
(J. K.)