『農業ウォッチングラリー』に参加しました!(2025年度前編)

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今年も大人気の『農業ウォッチングラリー』

多摩市の農地を農業委員や農業者の皆さんと一緒に歩き、地域の農業や歴史を学びながら収穫体験もできる『農業ウォッチングラリー』、今年も開催されました。

平成7年度から続く、地域の農業者やJA職員の協力のもと多摩市農業委員会が主催する人気のイベントです。

10月26日(日)、今年の農業ウォッチングラリーが開催され、あぐりあぐりスタッフも参加しました。

天候はあいにくの雨模様でしたが、24名もの多摩市民の方々が参加されました。

開会式では多摩市農業委員会会長である萩原会長と多摩市山﨑副市長から挨拶がありました。

萩原会長からは、多摩市の農地を巡ってもらい、ぜひ多摩市の農業のファンになっていただきたいとの言葉がありました。

山﨑副市長からは、11月21日(金)に開催されるJA東京みなみ多摩支店主催の「第一回農業祭2025」の案内がありました。初めての農業祭となります。多摩市産農産物や多摩市内の飲食店によるお弁当や和菓子などの販売が行われます。また、先着100名にブルーベリーの苗木ポットが無料で配布されます。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

さあ、農業ウォッチングラリー、出発です!

歴史ある熊野神社を訪問

集合場所の市役所第二庁舎から最初の目的地である熊野神社へ向かいます。

晴れていたら立ち寄る予定だった原峰公園入口です。

園内には、コナラ、竹林、梅などの木々や雑木林があり、市内でも数少ない自然をそのまま残した緑豊かな公園です。地元農家により管理されている田んぼもあるそうです。住宅地の中とは思えない静寂な雰囲気の中で、ゆったりした時間を過ごすことができそうですね。

さあ、最初の目的地である熊野神社に到着しました。

創立は延徳元年(1489年)と言われている大変歴史のある熊野神社です。現存の本社殿は、天明6年(1786年)に建立されました。熊野神社は関戸の人々の信仰の中心です。毎年9月の第二日曜日、秋の例大祭が行われます。

また、参道には東京都指定史跡である「霞ノ関南木戸柵跡」があります。鎌倉時代、鎌倉街道に設けられた木柵の関で街道沿いに設けられた監視所の跡と考えられる歴史上貴重な史跡です。

農業ウォッチングラリーは市内の史跡を巡ることができるのも楽しみの一つですね。

ではお待ちかねの農家さんの圃場へ向かいましょう。最初は須藤忠志さんの圃場でみかん狩りを行います。

広大な圃場でみかん狩り(関戸地区 須藤忠志さん)

さあ、目的地の須藤さんの圃場に到着です。

住宅地の中とは思えない広い敷地。大きな木の向こうに圃場があるそうです。行ってみましょう!

須藤さんのみかんの圃場へ行く途中、アスパラガス畑がありました!

到着しました。なんて広大な圃場でしょう!谷戸の地形がそのまま残っています。

今回お世話になる須藤忠志さん。この土地の説明をしていただきました。昔は敷地内に川が流れていたそうです。

さあ、待ちに待ったみかんの収穫です。

美味しそうなみかんがたくさんなっていました!

みかんを引っ張らず、剪定ばさみで切り離してくださいね、と丁寧に説明する須藤さん。

本日初の収穫体験。みなさん楽しそうにみかんを収穫していきます。

今日はみかんだけではないですよ、と須藤さん。案内いただいたのは、、、

なんと、多摩市産キウイです!

予定されていなかったキウイの収穫体験。

みなさん、木に生っているキウイを見たことがなかったとのことで、大興奮。キウイ狩りも楽しそうですね!

今回、須藤さんの圃場で、みかんとキウイを収穫させていただきました。須藤さん、ありがとうございました。

収穫袋をいっぱいにして、次の目的地に向かいます。

まだまだ続く農業ウォッチングラリー。

続きを後編でご紹介します!

(J.K)

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