(畑会 山田)
多摩市連光寺六丁目で進められている「農業公園を作ろう」プロジェクト。12月で、今年度のイベント企画はすべて無事に終了しました。
イベントの裏で行っていたワークショップ
市民サポーターのみなさんとの栽培管理も一段落し、畑は少し静かな「閑散期」を迎えています。本来なら来年度に向けて備品の製作などを行いたいところですが、来年から農業公園の本格的な工事が始まる予定であるため、大がかりな作業はいったんお休みとなりました。
そんな中、市民サポーターのみなさんと「リースづくり」と「門松づくり」に挑戦しました。農業公園には、単に作物を作るだけでなく、畑や竹林から出る植物資材を活用していこうという構想があります。今回はそのプレ運用として、作業の合間を縫って楽しみました。
サツマイモのツルでリースづくりに挑戦!
まずは11月、本格的な冬が来る前にリースづくりをスタートしました。リースの土台には、秋のサツマイモの収穫イベントでたくさん出たサツマイモのツルを利用することにしました。

リースづくり中、「パキッ」という音が・・・
ツルの水分がすでに抜けていたため、丸めようとすると簡単に折れてしまったのです。

本来、サツマイモのツルは収穫後すぐに丸めてから乾燥させるのが正解だったようです。また、室内に飾る場合は、ツルに住み着いている虫の駆除も欠かせない大切な作業となります。
結局、サツマイモのツルでは大きなサイズを作ることができず、代わりの素材として「葛(クズ)のツル」を使うことにしました。

クズのツルは太くて頑丈です。これまで農業公園では「もっとも強力な雑草」として扱われてきましたが、リースづくりでは一転して大活躍!無事に土台が完成しました。

地域のアートが大集合!リースの飾り付け
次は飾り付けです。コンセプトは「地域にある素材」を中心に活用すること。地域の松ぼっくりやドングリ、自宅の庭のナンテンなど、みなさんに持ち寄ってもらいました。

他にもローリエやリボンなどを用意し、グルーガンやワイヤーを使って固定していきます。
細かな素材はくっつきにくく苦戦しましたが、手先の器用な市民サポーターのみなさんにお任せしたところ、素晴らしい腕前を披露してくれました。さすがですね。本当にありがたいです。



想像以上の出来栄えに、みなさん大満足!完成したリースはめいめい自宅へ持ち帰りました。
竹林から素材を切り出す!本格的な門松づくり
リースの翌週からは門松づくりに取りかかりました。ほとんどの方が未経験だったため、作り方を調べながらの手探り状態です。
主役の竹は公園内の竹林から切り出し、松の葉は多摩市公園緑地課の許可をいただいて、市内の別の公園から剪定させてもらいました。市民サポーターのみなさんと初めての「出張作業」です。


採れたての松の葉はみずみずしく、とても美しいものでした。

これに稲わらやナンテンを加え、準備は万端です。

手探りで作る、世界に一つの門松
いよいよ組み立てです。本来はバケツなどに入れて固定するようですが、ちょうどいいサイズのものがなかったため、みんなで竹を支えながら直接設置することにしました。

「本当にできるかな?」と不安もありましたが、市民サポーターの一人が竹をきれいに斜め切りしてくれたおかげで、形が整ってきました。

さらに稲わらを巻き付け、シュロ縄で固定していきます。

最初は「門松感」が薄く不安でしたが、最後に松の葉を差し込んだ瞬間、一気に立派な門松の姿に!みなさんから歓声が上がりました。
広がる農業公園のコミュニティ
最後にナンテンを添えて完成です。公園の入り口に設置した門松は、収穫に来た市民からも「すごい!」と注目を集めました。


農業公園では、野菜づくり以外にもこのような楽しみを見つけながら活動しています。
12月の最終作業日には、みなさんで温かい「けんちんうどん」を作って食べました。この場で採れた野菜もたくさん入っています。美味しかったです。 (火の使用については事前に消防署に届けています)


新しいメンバーもどんどん増え、素敵なコミュニティができあがりつつあります。 来年もこの場所で、みなさんと楽しく活動していきたいと思います!
(畑会 山田)
