冬になると食べたくなる野菜のひとつ「里芋」。
煮物、焼き物といろいろな調理法がありますが、「包丁でキレイに皮をむくのが面倒」、「洗う時に手が痒くなるのがちょっと苦手」という声も…。
今回は、あぐりあぐりスタッフが、簡単・シンプルな里芋料理に挑戦しました♪
里芋ってどんな野菜?
里芋畑といえば、あの『トトロ』でおなじみの大きな葉が印象的です!
傘のように大きな葉の下には、たっぷりと栄養を蓄えて育った里芋が、収穫の時を待っています。
里芋は乾燥に弱いので、夏場はたっぷりの水やりが欠かせませんが、初心者でも栽培しやすい農作物です。
真冬でもおいしく食べられるイメージがありますが、多摩市での収穫時期は10月~11月中旬と、霜が降りる前に収穫を終わらせています。
多摩市産の里芋を入手♪
今年の猛暑を乗り越えて、多摩市でもたくさんの里芋が収穫時期を迎えました。
今回は、永山地区の農家の馬場勲さんが育てた里芋を購入しました。馬場さんは里芋の他にも、柿、栗、梅、ほうれん草なども多品目に出荷していて、どれも「とてもおいしい!」と評判です。
グリナード永山1階にある「多摩市&長野県富士見町共同アンテナショップ Ponte(ポンテ)」のお客様にも大人気だそうです。
里芋は、土の中で大きな「親芋」にくっついて一塊(ひとかたまり)になっています。「親芋」から「子芋」や「孫芋」を1つ1つ外し、さらに根や泥を取り除いた状態で出荷されます。
店頭で選ぶ際のポイントは?
ビニール袋の中で汗をかいているものは、カビやすいので注意しましょう。!
購入後は、袋から出して新聞紙などに包んでおくと、長持ちします。
おいしくいただきましょう!
かゆくならない「蒸し里芋」
水で洗った里芋の周りを、包丁でぐるりと切れ目を入れていきます。
蒸し器に入れて、15分程度蒸します。
蒸しあがった里芋を、清潔な布巾で包みます。
切れ目が入れてある真ん中から、押し出すように力を加えるだけで、スルッと皮がむけました。
感覚的には、ゆで卵の殻をむくよりも簡単!
蒸し里芋がとっても簡単にできました!
さらに半分に切り、グラタン皿にのせ、チーズをトッピング。
オーブンでチーズに焼き色が付くまで焼けば、おいしい「里芋のチーズ焼き」の出来上がりです♪
お好みでカボチャやサツマイモと合わせても、これまたおいしいですよ。
おいしく食べることも応援に♪
今年の里芋の出来はどうでしょうか?
ぜひ、市内直売所等で多摩市産里芋を見つけて食べてみてくださいね。
丹精込めて作ったお野菜を、おいしくいただくことも、農家さんへの力強い応援になります♪
今回、馬場さんの里芋は、次のお店で購入しました。
(Y. A.)