農業公園を作ろう! 秋ジャガイモ収穫編

(畑会 山田)

多摩市連光寺の「農業公園を作ろう」プロジェクト。

今回は、12月14日開催の秋ジャガ収穫のレポートです。

目次

9月に植えたジャガイモが収穫時期に

9月に参加者みんなで種イモを植付け、さらに10月に芽かきをした秋ジャガイモ。

12月に収穫の時期を迎えました。

今年は、例年より暑い日が続いたにも関わらず、霜が降りるのは少し早かったため、収穫時期が前倒しになりました。

とはいえ、今年は種イモのほとんどがスクスクと育ち、昨年以上の収穫量になりそうだと期待が高まります

緑の木々

中程度の精度で自動的に生成された説明
収穫直前の秋ジャガイモ

みんなでジャガイモ堀り!

多摩市の農家、増田実生(みのり)さんの指導のもと、秋ジャガイモを掘っていきます。

秋ジャガイモは春ジャガイモより深く植え付けたため、収穫の時も土を深くまで掘る必要がありました。

ちなみに品種は「デジマ」。

ホクホク系の煮崩れしにくい品種で、肉じゃがやみそ汁、煮物に適しています。

土を掘り進めると、ジャガイモが見えてきました。

子どもたちからは「おー!出てきた!」「おっきーい!」と歓声が上がります。

もっと深くにジャガイモが出てこないかと、夢中になって掘っている姿が微笑ましいです。

一株あたり2~4個くらいの秋ジャガイモが収穫できました。

1組あたり10株ほど植えたので、多くの方が30~40個くらい収穫できた計算になります。

家庭で食べるには十分な量ではないでしょうか。

プラスアルファその1 長ネギの収穫

農業公園では、ジャガイモ以外の野菜も作っています。

イベントのお知らせの段階では、秋ジャガイモの収穫のことしか伝えていなかったため、長ネギの収穫もできると聞いて、参加者のみなさんは大喜びです。

春に植え付けた、増田実生(みのり)さんの長ネギの苗は、今月無事に収穫時期を迎えました。

ネギを植えた畑には肥料を与えていなかったのですが、思った以上に立派なネギができました。

「今日は早速お鍋にします」との声も上がっていました!

プラスアルファその2 ダイコンの収穫

さらにダイコンの収穫も!。

ダイコンは、農業公園の土とも相性がよく、毎年きれいに大きく育ちます。

さらにさらに、カブや小松菜も少し畑にあったので、こちらもみんなで収穫しました。

たくさんの野菜を持ち帰ることができて、みなさんとても満足げな表情でした。

これにて今年の農業公園の畑のイベントは終了です。

まだ畑には、にんにく、タマネギ、白菜、のらぼう菜などの野菜がありますが、これらは次の春が来るまで収穫はお預けです。

冬の時期の農業公園では何も行われないかと言うと、そうではありません。

次回は、農業公園にある竹林の整備について紹介したいと思います!

(畑会 山田)

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