多摩市農家・伊藤さんの畑でみかん狩り体験

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期待に胸が膨らみます

年末に差し掛かった12月13日(土)午前、みかん狩り体験のイベントをあぐりあぐり主催で実施しました。

会場は乞田地区の農家の伊藤忠男さんの畑です。

多摩市内、それも大通りのそばにみかん畑があるとは驚きです。参加者のみなさんも多摩市内でみかん狩りができるとは思っていなかったということで期待に胸が膨らんでいました。

多摩市では複数の農家がみかんを生産しており、直売所で購入することができます。

甘いものや、酸味があり爽やかなものなど個性はさまざまですが、どのみかんも味が濃くて美味しいと人気です。

今回は「多摩市のみかん畑でみかん狩りをしてみたい」という市民のみなさんの声にお応えする形で、イベントが実現しました。

さあ、みかん狩りスタートです!

25年かけて育てられた30本の木

伊藤さんのみかん畑へ到着しました!

立派なみかんの木がたくさん!いったい何本あるのでしょうか。数えたくなりますね。ますますみかん狩りがワクワクしますね!

今回お世話になる伊藤忠男さんから、みかんの種類や畑について説明していただきました。

この場所はもともと野菜を作っていたそうですが、伊藤さんが25年前から少しずつみかんを植え始め、現在は30本まで増えたそうです。

みなさん、伊藤さんのお話を熱心に聞いています。

畑にある大きな柿の木は、なんと樹齢150年〜200年とのこと!多摩ニュータウンの区画整理を乗り越えた、とても貴重な木なのだそうです。

美味しく収穫するためのコツ

続いて、伊藤さんから収穫方法を教わります。

みかんを引っ張ってもいでしまうと、木を傷めてしまいます。 まずは少しヘタを残して枝から切り離し、その後にヘタを根元から切り直します。 こうすることで、袋に入れたときに他のみかんを傷つけずに済むそうです。

さらに伊藤さんから、素敵な提案がありました。

「最初に1個取って食べてみてください。どんな味か知ってから収穫したほうが楽しいでしょう」

これぞみかん狩りですね!その場で食べられるなんて、参加者の皆さんも大喜びです。

みかんは小さなお子さんでも自分で皮を剥いて食べられます。 「自分で取ったみかんをその場で食べる」という体験に、子どもたちはとても楽しそうでした。

教わった通り、2回に分けて丁寧にヘタを切ります。上手にできましたね!

「この2つとも欲しい〜」と、お気に入りを見つけた子も。

中には植えて1年目の若い木もありました。 収穫できるようになるには3年ほどかかるそうです。今から成長が楽しみですね。

農業の魅力を肌で感じた一日

袋いっぱいのみかんを手に、参加者のみなさんは大変満足された様子でした。

「こんなにたくさんいただけるなんて、本当にありがとうございました」

「多摩市でみかん狩りができると思っていませんでした。直売所の場所も教えてもらったので、ぜひ行ってみたいです」

「本当に楽しかったです。来年も開催されたら絶対に参加します!」

みかんは収穫がしやすく、その場ですぐに食べられるため、お子さん連れのご家族にもぴったりの体験イベントとなりました。

こうした収穫体験は、農業に直接触れることができる貴重な機会です。 今回のイベントを通じて、多摩市の農業への興味や理解が深まれば嬉しく思います。 この日のために収穫時期を調整し、美味しいみかんを準備してくださった伊藤さんに、改めて感謝ですね。

伊藤さんの美しくて美味しいみかんをはじめ、市内3か所の直売所では、多摩市産の旬な野菜や果物がたくさん販売されています。 ぜひみなさんも足を運んでみてください!

◆いきいき市

多摩市一ノ宮二丁目46番(せいせき公園近く)

Instagram→https://www.instagram.com/ikiikiichi

◆グリーンショップ多摩

多摩市関戸6丁目11番地1(JA東京みなみ多摩支店の敷地内)

https://www.ja-tm.or.jp/archives/store_post/tama

◆多摩市&長野県富士見町共同アンテナショップ Ponte(ポンテ)

多摩市永山1丁目4番地(グリナード永山1階 三井住友銀行の横)

https://ponte.agriagri.net

(J. K.)

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