農業公園を作ろう!~秋ジャガイモ収穫編~

(畑会 山田 )

多摩市連光寺で進められている「農業公園を作ろう」プロジェクト。今回は、12月13日(土)に開催した「秋ジャガイモ収穫イベント」の様子を紹介します。

目次

収穫前の緊張感!秋ジャガ栽培の難しさ

9月に市民のみなさんと一緒に植え付けた秋ジャガイモが、12月に入りようやく収穫の時期を迎えました。

しかし、11月まで青々と茂っていた葉は、数日間の霜の影響であっという間にしおれてしまいました。

初めて見る方は「本当にここからジャガイモが出てくるの?」と驚かれるかもしれません。実は、秋ジャガは春に育てるよりも難しいといわれています。

残暑が厳しい時期に植えると暑さで腐ってしまい、逆に涼しくなってから植えると、今回のように霜で成長が止まってしまうからです。早すぎても遅すぎてもいけない、タイミングが非常に重要な野菜なのです。

「今年の出来はどうだろう……」と、掘る前はスタッフも少し緊張気味でした。事前に試し掘りをしてみると、動物にかじられたような跡を発見。

「みんなの分は大丈夫だろうか」と、少し不安な気持ちで当日を迎えました。

いよいよ収穫!農家さんに教わるコツ

イベント当日は、今回も多摩市の農家・増田実生さんに、掘り方や注意点を教えてもらいました。

  • スコップでジャガイモを傷つけないよう、外側から掘っていくこと
  • 日光に当たって緑色になった部分は食べないこと
  • 種イモを間違えて収穫しないこと
  • 保存期間によって皮の色や味が変化すること

レクチャーが終わると、いよいよ各区画で収穫開始です!

大人も子どもも、土の中から現れるジャガイモに夢中になっていました。

驚きの大豊作!袋いっぱいの収穫に笑顔

実際に掘り進めてみると、その結果に驚きました。どの区画からも、かなりの数のジャガイモが出てきたのです。

大きさ、数、見た目のきれいさ、どれをとっても最高の状態でした。心配していた獣害もごく一部で、全体としては「今年は秋ジャガの豊作年」といえる素晴らしい出来栄えです。

農家の増田実生さんからもお褒めの言葉をいただき、参加者のみなさんは用意した袋に収まりきらず、2枚使って詰め込むほどでした。

最終的には、一輪車からもあふれんばかりの量が収穫できました。

想像以上の収穫量に、参加者のみなさんのニコニコした笑顔がとても印象的でした。

冬の味覚!白菜や冬野菜も収穫

今回はおまけとして、立派に育った白菜も収穫しました。

白菜は通常8~9月に植え付けますが、多摩市農業公園では農薬を使わないため、早く植えすぎると虫食いの被害が大きくなります。そこで今年は10月に植え付け、寒さに負けないようトンネルを二重にかけて大切に育ててきました。

その甲斐あって、収穫にぴったりのサイズに成長しました。

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お子さんたちが体全体で大きな白菜を抱える姿は、とても微笑ましかったです。

ほかにも青首ダイコンやターサイ、ニンジンなども育っていましたが、今回は量が少なめだったため、日頃から活動を支えてくれている農業公園の市民サポーターのみなさんに収穫してもらいました。

この日は本当にたくさんの野菜を持ち帰ることができ、みなさん大満足の1日となりました。

手作り門松で、少し早めのお正月気分

今回のイベントで、今年の農業公園行事はすべて終了です。締めくくりとして、入り口に農業公園の市民サポーターのみなさんと手作りした門松を飾りました。

ちなみに竹は農業公園の竹林から切ってきたものです。

竹は農業公園予定地内の竹林から切り出し、松の葉などは関係者から許可や、ご協力をいただいて集めたものです。

見よう見まねで作りましたが、意外にも本格的な仕上がりになりました。良いお正月を迎えられそうですね!

来年度に向けて引き続き活動を続けていきます。それまでもしっかりと農業公園予定地を守り、盛り上げていきたいと思います!

(畑会 山田)

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