援農ボランティアのリアル! その1
多摩市の「援農ボランティア」
多摩市には援農ボランティア制度があります。
ボランティアのみなさんは生き生きと、収穫、播種、草取り、荷造りなどのさまざまな作業に携わっています。
そんな援農ボランティア、関心はあるけど参加するにはちょっと勇気がいるな。
そんな方もいるのでは?
そこで、agri agri編集部では、すでに援農ボランティアに参加している先輩ボランティアのみなさんにアンケートを実施。
19名の方から回答いただきました。
アンケート結果から、援農ボランティアの実際をのぞいてみましょう!
(今回は全2回の第1回です)
問)どうして援農ボランティアを始めたのですか?
結果は、、、コチラ!!
1位 農業や農産物の知識が増えるから …12名(63%)
2位 外で体を動かすのが好きだから …8名(42%)
3位 なにか住んでいる街に貢献したいと思ったから …7名(36%)
4位 農家さんとお話ししたり仲良くなったりしたいから
5位 楽しそうだと思ったから
(複数回答3つまで)
援農ボランティアを始める動機には、いろんなものがあるんですね。
なかでも、農業や農産物の知識が増えるという回答が多かったです。
たしかに、定期的に畑に通うことで農作業の知識は増えますし、農家さんからとっておきのレシピとかも教えてもらえそうです。
問)実際に始めてみて、援農ボランティアはどんなところが楽しいですか?
というアンケートを自由回答形式でお願いしてみました。
多様なお答えをいただきましたよ!
”農家さんや他のボランティアさんと話したり、農業に関する知識を学べたりすることは楽しいです”
”今の仕事とは関係ない農業の知識が増えて新しい発想や創造につながるところ。農家さんの話が大変ためになります”
”新たな学び、日常との分離”
”同じ興味を持った仲間との関わりを広げたり深めたりできるところ。農業を通じて食糧、環境、流通、高齢化 etc… 様々な社会問題を肌で感じることができるところ”
知的好奇心を満たしてくれる!
やはり援農ボランティアはそんな機会を与えてくれるのですね。地元に仲間ができるのも援農ボランティアのよいところです。
さらに、作物が育っていくところを間近で見られることも、援農ボランティアのメリットですよね。
”自分でまいた種が果実となって成長するのが楽しみです”
”作物の生育を間近で見てその変化に一喜一憂できること”
自分が手塩をかけた作物がしっかりと育ったら、嬉しさもひとしおでしょうね!
そして、こんな回答も。
”自分の知らない知識を教えてもらって、新鮮な野菜をいただける”
体を動かしたあとにいただく採れたての野菜。
うらやましい!
多摩市の農家さんは直売所出荷に特化した「少量多品目栽培」をしているので、ちょっと変わった野菜を作っていることも多いですから、食べたことのない野菜との出会いもあるのですね。
どんな味なのかな?と想像しながらの援農の帰り道も楽しいそうです。
”農家の仕事の大変さややりがいがわかるところ”
”作ってくださる方々に感謝の念が増した”
天候に影響されたり、暑いなかで作業をしたり、農業は大変です。
実際に農家さんと作業を共にすることで、その大変さが実感できますよね。
作った人への感謝を忘れず、いただく日々の食卓は、とても豊かなものになるのではないでしょうか。
印象に残っている具体的なエピソードも教えていただいたので、それは次回に紹介しようと思います!
(Y.H)