援農ボランティアのリアル! その2
楽しくてためになるという評判の多摩市の援農ボランティア制度。
第2回の今回は、援農ボランティアのみなさんに聞いた「印象に残っているエピソード」を一挙公開します!
問)農家さんや畑での作業、食した作物など、印象に残っているエピソードがあったら教えてください。
野菜がおいしい!
「ボランティアの合間にいただくスイカの味は何にも代え難いものです。」
「バターナッツカボチャをスープにしたら、びっくりするほど美味しかったです。」
「農家さんからいただいたトウモロコシが美味しかったことです。」
「落花生を茹でて食べたことが印象深い。」
「市場には出せないが、安心で新鮮な野菜は確かに美味い。農家ならではの食べ方があること。」
「畑で収穫作業中、もぎとった野菜をその場で洗いもせずそのまま『食べてみて』と農家さんにすすめられたこと。
だいたいすすめてくれるものはびっくりするくらいおいしい。
時々不味いものもあるが、それはおいしい時期が過ぎてしまったことを教えてくれるため。
一番印象に残っているのがトウモロコシ。
枝からバキッともいで皮をシャッと剥き、出てきた艶やかな実をボキッと折って『どうぞ』と。
生で食べられることと甘いジューシーな味わいに感動した。」
充実感あり!
「真夏の作業を終え、シャワーを浴びる時の快感。充実感を味わえます。」
「私が種まきした野菜などが、売れたり、給食で使用されたと聞くと嬉しいし、やりがいになります。」
「印象に残っているのは、連光寺の堆肥移動の帰り道、雨が降り自転車でずぶ濡れになって帰って来た事です。」
「ブルーベリーの収穫は人の手が必要で大変時間のかかる作業です。
しかも旬は猛暑の最中。
ボランティア仲間でどうにか効率的に大量のブルーベリー収穫をするためにはと考えると早朝から始めるのが一番と。
午前5時半に畑集合で暑さが増してくる前に作業を終わらせるよう活動しています。
朝食は収穫しながらの大粒ブルーベリー! 最高です!
コロナではありませんがブルーベリー収穫もピークアウトを迎えつつあります。
もうしばらく早朝収穫を楽しみながら頑張ろうと思っています。」
「落花生が出る様子を初めて見た。ミニトマトの収穫も。美味しいトマトをたくさん頂いた。」
「印象深いのは、野菜の原産地によって栽培方法が変わることを教えていただいたこと。例えば、トマトやジャガイモ。
雑草を抜いたり、ネットを張ったりは外したり、手作業の必要なことが沢山あることに驚いた。一般の人が気軽に手伝って欲しいと思った。」
「1年目の援農講習生のときに、自分が移植してお世話していたミニトマトが、台風によって支柱ごと倒れたり、霜にやられてダメになったりしてしまいました。
とてもショックだったけど、自然の厳しさを目の当たりにしたし、農家さんはそれも想定内で、今できる最善のことをするだけでした。
いい意味であきらめて、自然に逆らわず、完璧を求めない。
そのようにしなやかに生きられたらいいなぁと、人生勉強にもなりました。」
農家さんとの交流も
「農家さんが食事会に招待してくださる時に、大根ピッツァを作って頂きました。美味しし、大根は主役でカロリーの心配もないから、凄く印象に残りました。」
「いつも食べている物ですが、土から生えている姿を見ることが面白いです。
その作物についてちょっとしたお話しを聞くことで作物の産地の天候や土壌を想像してみたり、人が改良(改悪?)していることを知り、とても興味が広がります。
作物を人間に置き換えて考えてみることをするようになりましたが、作物の生きる力がたくましくて。
種の存続が全身全霊をかけるすべてだと知ることになりました。
途方もなく長い時間をかけた成長戦略。
畑の住人たちと話をすることが出来たら平伏するほどの面白い話が聞けるだろうなと。」
援農ボランティアのみなさんは、収穫まで作物を見守ることの充実感、そして何といっても採れたての野菜の美味しさ、農家さんとの交流など、いろんな援農のメリットを教えてくれました。
こんなにたくさんのメリットがあるとは!驚きです。
援農ボランティアに参加するだけで、日々の生活の彩りがほんとうに豊かなものになりそうですね。
援農ボランティアをやってみたいと思った方は、ぜひ多摩市経済観光課農政担当にお問合せくださいね。
(Y.H)