多摩市農産加工組合とは
市内で米を作っている4軒の農家の方々にて設立された「農事組合法人 多摩市農産加工組合」。
組合では、多摩市産の酒造好適米と一部多摩市産の大豆を使った地元味噌「原峰のかおり」を製造しています。
人気の味噌「原峰のかおり」
添加物は一切加えず、加温することなく天然醸造で作られており、味噌汁はもちろんのこと、新鮮な野菜に添えたり、おにぎりに塗ったり、多摩市のみならず、多くの方々に愛されているお味噌です。
原峰のかおりは3種類製造されています。
「原峰のかおり 米味噌」は、米と大豆が等量、塩分11%です。
「原峰のかおり たっぷり麹味噌」は、米2、大豆1の割合で、塩分8%と塩分控えめなので甘く感じます。
「原峰のかおり 麦味噌」は、裸麦6、大豆4の割合で、塩分10%です。
あぐりあぐりスタッフもお味噌汁にこのお味噌を使っています。
コロナ禍を経ての事業報告会
多摩市農産加工組合は平成10年に味噌作りを始め、平成12年に組合を設立しました。
今回の報告会は第23期の説明会となります。コロナ禍の影響もあり、4期ぶりの開催となりました。
組合員の4名の農家の方々。左から一ノ宮の小暮代表理事、和田の柚木理事、一ノ宮の太田理事、司会進行は関戸の㟁(きし)理事。
代表理事の小暮さんから第20期から23期までの事業報告が行われました。
その中で、第24期をもって、多摩市農産加工組合の活動を終了されるという報告がありました。
あぐりあぐりは、これまで多摩市農産加工組合の活動を都度都度取材させていただいてきました。
多摩市農産加工組合のこれまでの活動
あぐりあぐりにてご紹介した「原峰のかおり」の過去のブログ記事はこちら。
味噌の仕込みももちろん自分たちで行います⬇️
味噌の材料となる米麹も手仕込みです⬇️。麹から丁寧に作られています!
清酒「原峰のいずみ」の酒粕も利用します。いい香りの酒粕も人気でした。
市内米農家さんオリジナル「原峰のかおり レシピ集」のご紹介です⬇️
原峰のかおり(麦味噌)の仕込みをご紹介⬇️
なんと、一番古い記事は2014年のものでした⬇️
原峰のかおりがなくなってしまうことは悲しいことではありますが、これまでの活動に敬意を表して、今販売されている最後の味噌をよーく味わっていこうと思います。
原峰のかおりは、以下のお店で購入することができます。
(味噌の在庫がなくなり次第取り扱い終了となります。ご了承ください。)
・いきいき市(聖蹟桜ヶ丘駅前)
・JA東京みなみ グリーンショップ多摩(関戸)
・多摩市&長野県富士見町 共同アンテナショップ Ponte(ポンテ)(永山)
※情報は取材当時のもの。販売場所は品目等は変更となることがあります。ご注意ください。
(J.K.)