多摩市農業委員会と市内児童館の共催による家族体験農業。
今回は、東寺方児童館と共同で行われたサツマイモと落花生の除草観察会の様子をお届けします♪
青々と茂るサツマイモの葉!
まずは、サツマイモ畑を観察。
太陽の光をたっぷり浴びた畑には、地面を覆い隠すように葉っぱが青々と茂っています。
作業前に農場主の柚木実さんより、畑の様子と作業のポイントの説明がありました。
「今年は雨がしっかり降ったおかげで、苗も順調に育っています。
蔓同士がケンカしないように、しっかり根元の蔓を畝の上に折り返します。
葉っぱに小さな穴が開いていますが、葉を食べる虫の正体は何か?土の方も良く観察してみてくださいね。」
野菜づくりを通して楽しく「自然」に触れてもらうことも、体験農業の魅力のひとつですね♪
つる返しをやってみよう!
さっそく畑に入り自分が植えた場所を確認していきます。
「この蔓、どこがどうなってるの~?!」複雑に絡み合う蔓に悪戦苦闘!
夏の間にぐんぐん育ったサツマイモの蔓は、お隣同士と絡み合って手ごわいです。
「つる返しは、さつまいもを大きく育てるために欠かせない大事な作業です。
根元を良く見て、蔓を下から持ちあげてみてくださいね」
協力農家の方々にコツを教えてもらいながら、作業を進めていきます。
親指くらいの小さなサツマイモを発見!
だんだんとコツが掴めてきて、皆さん上手につる返しができるようになりました。
珍しい物を発見?!
次は落花生畑の除草作業。少し離れた場所へ移動します。
と、その途中で不思議な物を発見?!
「これなになに~?!」「え?何だろう・・」目を丸くして覗き込む親子も!
その正体は、「パパイヤの木」でした~
こちらは、オクラの花。
普段目にすることのない植物の姿に、参加者も興味津々♪
畑をぐるりと見渡すだけでも、実はいろんな発見があるんですね。
しっかり草むしりをしよう!
園主の柚木さんが、落花生を掘り起こして落花生の生育過程を見せてくださいました。
土の中から出てきた落花生に、「わ~、いっぱい実ってる!」と参加者達の歓声が!
フレッシュな落花生の香りが、辺り一面に漂ってきました。
「雑草はどれか分かるかな?落花生の葉とよく見比べてくださいね」
この時期の畑には生育旺盛な雑草がたくさん!
草取り作業も簡単にはいきませんが、協力農家の方々と一緒に楽しく作業が進みました。
「猫じゃらし見つけた~」
子ども達の嬉しそうな声が聞こえてきました。
引っこ抜いた雑草は、堆肥場として掘られた穴に入れて作業終了です!
まだまだ夏の残暑が厳しいので、観察会は各自で行うことになりました。
「暑い中お疲れさまでした!10月はいよいよ収穫祭です。
採れたての大きなサツマイモと落花生がたくさん入る袋を持ってきてくださいね!」
自分たちで丹精込めて育てた農作物をみんなで一緒に味わう収穫祭。
次回も、とっても楽しみですね♪
(Y.A)