「農業ウォッチングラリー」に行ってきました!(後編)

多摩市の農地を巡り、地域の農業と歴史に触れながら収穫体験を楽しむイベント「農業ウォッチングラリー」。

今回は後半の様子を紹介します!

前編はこちら↓

目次

里芋の収穫

一ノ宮地区の太田さんの圃場から向かったのは、同じ地区内にある小暮和幸さんの畑です。

小暮さんの畑に到着しました。小野神社に引き続きお世話になります!

(小野神社については、前編をご覧ください。)

小暮さんの畑では、里芋掘りを体験します。

軍手をはめて、さあ、里芋掘りの始まりです!

真ん中が親芋、その周りが子芋。一番外側についているのが孫芋で、一般的にみなさんが目にしているのは、この孫芋です。

掘り出した後に、一つ一つ里芋を外していくのも楽しい作業です。農業委員の方々も手伝います。

たくさんの里芋を収穫でき、参加者のみなさんも大満足!

収穫物の重さも何のその!里芋収穫のあとは、本日の最後の収穫地、東寺方地区にある髙橋勲さんの圃場へ向かいます。

次は小松菜収穫

途中、東寺方小学校の前を通りました。

「東寺方小学校の奥の林には、ホタルが住んでいたんだよ。今もいるのかなあ…。」

農業委員の方々と会話をしながら多摩市内を散策します。ゆったりとした時間が流れます。

まもなく髙橋さんの畑に到着です。

見えてきました!

本日最後の畑である髙橋さんの圃場です。 広いですねー!

圃場主の髙橋さんがお出迎え♪

髙橋さんの畑では、小松菜の収穫体験が待っていました。

「ちょっと大きめだけど、いっぱい持っていっていいよ。引っ張れば簡単に抜けるからね。」とのお言葉をいただき、さあ、小松菜収穫の始まりです!

大きく育った小松菜を前に、参加者の期待も増すばかり!

学生さんも参加していました。収穫したばかりの小松菜を持って「ハイ、ポーズ!」

多摩市の味を堪能してくださいね。

髙橋さんの畑で、野菜の収穫体験は終了です。

この後はゴール地点の「大栗川・かるがも館(多摩市立和田東寺方コミュニティーセンター)」へ向かいます。

ゴールまではまだありますので、多摩市立総合体育館でいったん休憩を取ります。

朝からここまで、収穫物を持ちながら、アップダウンのある道を歩いてきました。参加者の皆さんもだいぶお疲れの様子です。

さあ、ゴール地点まであと一息。がんばりましょう!

総合体育館から野猿街道へ向かいます。

普段、車でこの道をよく通る参加者がいました。

「いつも見ている風景だけど、歩くと見える景色が全然違いますね。」

見慣れたところにも新発見があり、それを実感できる、これもウォッチングラリーの魅力の一つですね。

大栗川を越え、中和田橋公園を抜けると、間もなくゴール地点の「大栗川・かるがも館(多摩市立和田東寺方コミュニティーセンター)」です。

交流会は温かい豚汁とともに

到着しました!皆様お疲れ様でした。

2Fのホールが交流会会場です。

まだ参加者が全員そろっていませんが、先に到着したグループの参加者と農家の方々の間で、多摩市の農業や野菜のことなどについて、さっそく意見交換が始まっていました。

後続のグループの参加者も加わり、みなさん、そろったところで「交流会」スタート!

みなさんお待ちかねの多摩市産の野菜を使った温かい豚汁も配られます!

疲れた身体に、実に美味しそうですね!

それでは、いただきます!

各テーブルに農家の方々が一緒に座ります。

美味しい豚汁に舌鼓を打ちながら、本日の感想や多摩市の農業について、おのおの会話が弾みます。

温かい豚汁は大人気!

「豚汁、おかわりー!!」の声も響きます。

熱いから、こぼさないように注意してね!

みなさんペロリととても美味しく豚汁を楽しんでいました。

テーブルごとに今日の感想や多摩市の農業について、ざっくばらんに意見をまとめて頂きました。

みなさん、とても楽しんで頂けたようで、「多摩市でこんなに野菜が作られているということを初めて知りました!」という感想が多く、参加者の皆さんは口をそろえて「多摩市産の野菜をもっと食べてみたい!」とおっしゃっていました。

多摩市産の農作物に触れるには、直売所へ足を運んだり、援農ボランティアに参加するなど、いろいろ方法はあると思います。

今年の農業ウォッチングラリーというイベントがきっかけに、多摩市の農業を応援していただければ、とてもうれしいです。

来年の農業ウォッチングラリーも、今から楽しみです!

(J. K.)

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