東京都農業委員会・農業者大会が行われました

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多摩市の農家さんが表彰されました!

2024年2月15日、昭島市にて第65回東京都農業委員会・農業者大会が開催されました。

都市農業の振興と農地保全などの、東京の農業等に関する国への要望や、農業委員会活動の積極的推進に関する決議が採択され、さらに、日頃から東京の農業に貢献している方々への表彰が行われました。

今年度の多摩市の受賞者は、小暮和幸さん・敦子さんご夫妻です。

小暮さんご夫妻は今回、「企業的農業経営顕彰」野菜部門において、東京都産業労働局長賞と東京都農業会議会長賞をダブル受賞されました。

「企業的農業経営顕彰」は、企業化を目指す農業者の地域経営改善目標としてふさわしい経営を行っている農業者が表彰されます。

今回の受賞理由

  • 露地野菜・果樹・水稲を中心として、農協や共同直売所への積極的な出荷を行い、学校給食や朝顔市への出荷など、多岐にわたって営農活動をしている。また、早期から減農薬栽培に取り組んでいる。
  • 神社等の責任役員などを歴任しており、地域から大きな信頼を得ている。多摩市農業委員会と児童館の共済事業である「家族体験農業」への圃場提供など、多岐に渡り協力をいただいている。
  • さらに平成11年7月に多摩市農業委員となってから8期24年、平成20年7月には農業委員会会長として、多摩市歴代最長となる5期15年に渡り、多摩市の都市農業の振興にご尽力いただいたため。

小暮さんご夫妻は農産物の生産にとどまらず、地域の中心的存在として広く長く活躍されていたことがよくわかりますね。

JA東京みなみ多摩支店にて行われた記念表彰式の様子

多摩市長の阿部裕行氏よりお祝いの挨拶も。

あぐりあぐりでも、聖蹟桜ヶ丘駅近くの共同直売所「いきいき市」をはじめ、家族体験農業、多摩市農産加工組合の活動などの取材を行ってきました。

今回表彰された小暮さんが中心となって活動されてきた功績はとても大きなものがありますね。

多摩市の農家の方々は地元の農業を次世代に残し、さらに盛り上がるようにと日々奮闘されています。

今後も多摩市農業の“今”を、このブログで発信しながら応援していきます!

(Y.A)

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