春ジャガイモの植え付けが行われました!
多摩市連光寺の「農業公園を作ろう」プロジェクト。
今回は、3月行われた春ジャガイモの植え付けのレポートです!
去年もこの地でジャガイモを育てました。
この場所は一時期休耕地だったのですがジャガイモの生育は悪くなく、市民の皆さんにたいへん喜んでもらえているので毎年植えていく予定です。
今年度も参加者をまた新たに募集し、30名近くの方が参加しました。
参加者の方々には、それぞれに畑の区画が割り当てられ、そこにジャガイモを植え付けます。
参加者は植え付けから収穫まで一連の体験を行います。
春ジャガイモの特徴
多摩市の農業公園では、春には「春ジャガイモ」、初夏には「サツマイモ」、秋には「秋ジャガイモ」を育てる体験者を募集する予定です。
春ジャガイモは、ジャガイモを半分に切って植えることが多いです。
秋ジャガイモの場合は、そのまま切らずに植えます。まだ土の中が暖かい時季に植え付け期を迎えるため、切り口が地中で腐りやすいからです。
春はまだ涼しいので、半分に切ってから植えます。
そのため、春ジャガイモは秋ジャガイモよりもやることが少し多いのです。
事前準備
さあ、いよいよ種イモを植えていきますが、その前の事前準備もご紹介します。
植え付けが行われる前日に、農業公園の市民サポーターのメンバーと種イモを半分に切り、しばらく天日干しをしました。
乾かしておくことで、切り口が腐らないようにします。農家によっては、草木灰を塗ることもあります。
イベントの裏では、こういったサポーターさんの支えがあります。
多摩市の農家さんが指導しながら植付け
今年度から、農業体験イベントの農業指導は多摩市の農家さんが担います。
いままでは、畑会という組織(とアドバイザーの市内農家さん)が農業指導を担っていましたが、市内農家さんの指導で進めていくことによって、市民一体で農業公園を作っていることをより実感してもらえます。
春ジャガイモの担当の農家さんは増田実生さん。参加者の方にとても丁寧に教えていました。地元の農家さんのお話しは説得力があります。
栽培する品目ごとに担当の農家さんが変わるとのことで、これから多摩市のどんな農家さんが登場するのか、今から楽しみですね!
新企画!農業公園市民サポーターの畑が新設!
もう一つの新しい動きは、敷地内に農業公園の市民サポーターさんたちの畑ができたことです。
昨年度までは、サポーターさんたちは市民の方がイベントで利用する区画の管理や市民参加行事の開催のサポートをしてきました。
今年度はサポーターさんが活動できる畑を作り、様々な作物を栽培しようという話に。
10名近いサポーターさんが畑を耕し、畝を作りました。
アンデスレッド(ジャガイモ)、カブ、ニンジン、春の葉物野菜などの種をまきました。
これからはサポーターのみなさんにも栽培と収穫の楽しさを味わってもらい、技術も高めてもらいながら、農業公園を盛り上げることになります。
農業公園のこれからにぜひ注目してください!
(Y.)