竹林は生命力が強い!
素晴らしく良い陽気に恵まれた2月末。連光寺6丁目付近にある多摩市の農業公園予定地で、竹林の伐採作業が行われました。
集まったのは市役所職員、援農ボランティアの方、そして昨年の農業体験事業に参加したという市民の方、そしてアドバイザー農家の萩原重治さん。
最初に職員から説明がありました。
「昨年末も竹林を伐採したのですが、今日はさらに奥まで切っていきましょう。」
竹林の農地への浸食は年々進んでおり、昨年末に試験的に竹の伐採をしたのですが、昨年ラインまでは押し戻せていない状況だそうです。竹は生命力が強くよく生えてくると聞きますが、やはり定期的な手入れが欠かせないのですね。
取材で参加のあぐりあぐりスタッフもヘルメットを装着!
「竹が倒れてくると危ないですからね」
周りをよく見て取材します!
道具にもいろいろあります
伐採の前に、道具を見せてもらいました。竹を切るために準備されたノコギリ各種。よく見ると少しずつ違いがありますね。
「この番手の刃がよく切れるんだよ」と、農家のかたの道具へのこだわりも聞かせてもらいました♪
実際に竹専用ののこぎりで竹を切ってみると、その切れ味にびっくり!太い竹も、ものの数秒で切ることができました。
現場にはチェーンソーもスタンバイ。アドバイザーの萩原重治さんが、チェーンソーで木が切れる仕組みを説明してくれました。
「この刃先のチェーンが勢いよく回って、それで切るんだよ。」
「チュイン」という一瞬の音とともに、竹がスパッと切れていました。
竹に苦戦
作業開始、みなさんもくもくと手を動かします。竹を1本1本ノコギリで切っていく方、それを運び出す方。
あぐりあぐりスタッフも少しだけ竹を運ぶお手伝いをしたのですが、
竹が、長い…。そして枝同士が引っ掛かり、思ったように運び出すことが出来ません。
何本もまとめて持つと今度は重すぎて運べない…うーん、ムズカシイ!
もうすぐ3月、日差しが強くて少し動くと暑いです。職員から
「みなさーん、水分と休憩は随時とってくださいね」とこまめに声掛けがありました。
上着を脱ぎ、水分をとって再開です。
竹林に光が…!
竹が密集して暗かった竹林は、2時間ほどの作業で光が差し込むほどになりました。
あぐりあぐりスタッフは、少ししかお手伝いできなかったのに次の日はしっかり筋肉痛が…。重労働の証です。
参加したみなさん、本当におつかれさまでした!
(M.H)