毎年大人気の「苗市」とは?
地元農家の皆さんが育てた苗が販売される、「苗市」に行ってきました。
「苗市」は毎年4月下旬に開催される野菜苗の直売会。
今年は4月28日(金)、29日(土)の2日間、JAグリーンショップ多摩の駐車場にて開催されました。
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朝9時には、すでにたくさんの方が並んでいました。
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夏野菜の苗がたくさん!
皆さんのお目当ては、もちろんこれから定植期を迎える夏野菜の苗。
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市民農園や家庭菜園で育てるための苗を買いにきました!という方が多く、皆さん自然と地産地消を意識されているようです。
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夏野菜の定番、ナス、トマト、キュウリは特に人気です。
比較的珍しい種類の苗も販売されており、「麗華」「レッドオーレ」など様々な品種が手に入ります。
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ナスの種類もいろいろ!
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夏といえば!スイカも外せませんね。
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その他、ゴーヤ、モロヘイヤ、バジルなど料理の幅が広がりそうな充実した品揃えでした。
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「ここで購入した苗は、ホームセンターなどで購入できる苗よりもしっかりして長持ちする気がします。
なにより地元の農家さんが作った苗だから安心できますよね」というお客様。
通常、遠く離れた土地で育った苗は、気候に慣れるために数日間外気に触れる必要があるそうです。
こちらの苗は多摩市で育まれた苗なので、そのまますぐに自宅の菜園に移植しても大丈夫だそう。
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「定番の品種以外にも毎年少しずつ新しい品種を出していますが、その中でも農家さん自身が育てやすいと判断したものを持ってきていただいています」と、JAグリーンガーデン多摩のスタッフ鈴木さんが教えてくれました。
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地元農家も売場に
レジを担当されているのは地元農家の方々。
生産者と消費者とのつながりができるのもこの直売会の醍醐味ですね。
「明日、孫がくるので一緒に植える苗を買いにきました」という女性も。とっても嬉しそう♪
日野市から応援に来たというJAスタッフは、暑い中一生懸命にお客様を誘導していました。
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こちらは直売会とは別ですが、JAグリーンショップ多摩の入り口付近には、鉢植え用の花の苗も置いてありました。
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労働力の減少などの理由により、野菜苗の生産量は年々減っているそうです。
そのような状況でも、農家さんと地元住民とのつながりができるこのイベントをできる限り維持しよう!
スタッフの方々はそんな想いを胸にこの直売会を毎年企画されているそうです。
(Y.A)