和田の石坂農園
だいぶ前になってしまいましたが、夏と秋の間のピッカピカのお天気の日に、多摩市は和田、石坂さんの畑を訪問しました!
敷地に入ってすぐにあるのは、野菜の無人販売所。地元の方が利用します。
↑販売所のそばにはジャックオランタン!近所にこういうものがあると楽しいだろうな〜!
今回お話を伺ったのは石坂茂樹さん。和田の地で約200年以上続く農家の9代目です。
石坂さんが就農したのは2021年の4月。25年間のサラリーマン生活を離れ、農業の道へ。
就農から1年半が経ち、野菜を育てるペースは掴めてきた、と頼もしい石坂さん。
現在は堆肥の勉強もするなど、鋭意研究中の農家さんです。
少量多品目生産、お花も!
「いろいろなものを春夏秋冬食べられるように」と、石坂さんの家では代々少量多品目で野菜の栽培をしています。
今回畑で出会えたのは、ゴーヤ、オクラ、ナス、ピーマン、甘長唐辛子、長ネギ、里芋、みかん、レモン、オレンジ、ブルーベリー、キウイ、柿の木、そして石坂さんのお母様が育てるお花。
さらには秋冬に向けてすくすく育つ、白菜、大根、にんじん、小松菜の赤ちゃんたち。
種類が本当に豊富です!
↑空に向かって成長するオクラたち。
甘長唐辛子のお花。こんなに小さいのですねー!
可憐でかわいいジニア。
花はお母様が育てています。
敷地の入り口にも色とりどりのお花がいっぱい。
ハウスには花の苗がたくさん!秋冬に向けて種から苗を育てます。
小松菜たちもすくすく成長中。やわらかくて若々しい色。
植えて間もないブルーベリーの木たち。
実が食べられるようになるまで3年はかかるそう。
「実がとれるようになったら、お子さんたち向けに、摘み取りなんかもできたらいいですね」と石坂さん。
キウイの木には実がたくさん!圧巻です。
剪定をしたら多くの実がついたのだそう。
「特にお子さんは喜んでくれます」と石坂さん。
販売所に買い物に来た方やそのお孫さんに、畑を案内することもあるそうです。
地域に開かれた畑
「地域での繋がりを大切にしたいですね。ずっと和田にいる人も、新しく和田に越してきた人も、和田の仲間として、大事にしていきたいです。もし災害があったときには、地域の人に食の面で貢献できればと思っています。」
四季折々の野菜を届け、地域をつなぐ場としての畑を営む石坂さん。
そんな石坂さんの熱い想いがつまった野菜は、ご自宅の販売所、多摩市&長野県富士見町共同アンテナショップPonte(ポンテ)、JA東京みなみ直売所「グリーンショップ多摩」にて販売しています。
↑沖縄が大好きだという石坂さんが育てた立派なハイビスカス。ご自宅の玄関で華やかに咲いていました♪
(T.K)